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いつも心に“ほっこり”を。日々の小さな幸せを綴っていきます。

数学を勉強する意義

数学を教える職業に就いているので

 

このことは常日頃考えるわけです。

 

授業中、子どもから半ばキレ気味に

「2次不等式勉強しても、将来絶対使わない!」

と言われたことがあります。

 

そう。限られた職業でしか、使わないと思います。

私もそう思います。

 

前職では数学を扱うことがなかったので

(もちろん計算はするけど)

子どもの「2次不等式使わないし!」という発言にも頷けます。

 

ですが、

数学を教える者として

その事実に共感するだけではいけません。

 

数学の魅力を伝えなくては。

 

数学を勉強するとどんな良いことがあるのか。

 

私の思う数学を勉強するメリットは

 

 

“数学を通して、合理的判断力を養うことができる。”

 

これが数学を学ぶ意義だと思います。

 

学校で数学を勉強する。

 

学校の定期試験でも、難関大学の入学試験でも

教科書の公式を覚えたり、

参考書の練習問題を何回も練習したりしたことを

本番で発揮するわけですよね。

 

知識をできるだけたくさん覚える。

試験本番で問題を目にした時

そこで使える知識を頭の中で選んで、処理して

問題を解く。

 

本番の短い時間の中で、

今まで培ってきた知識の取捨選択を

頭の中で行う。

 

定期テストが終わった後や大学入試を突破した後、

今まで勉強してきた数学の知識は

全て忘れてしまうかもしれない。

 

でも、頭の中で数学の知識が入っていたスペースには

これからその人が生きていく上で必要な知識が

入っていくわけですよね。

 

そして、その知識を取捨選択しながら、

より良く、生きていく。

合理的判断を繰り返しながら。

 

数学は、より良く生きていくための

大切な練習になると思うのです。

 

例えば、地方から東京へ旅行に行く時

 

バスに乗るか

飛行機に乗るか

 

価格を重視するなら、バスを選択。

時間を重視するなら、飛行機を選択。

 

価格と時間、両方優先したいと思うなら、

より多くの情報を得て、自分が納得できる移動手段を見つける。

 

情報・知識を頭に入れること、

それらの取捨選択をすることは

練習が必要なことです。

 

数学は、その練習を無駄なくできる。

なぜなら、方法を知っていれば

必ず答えにたどり着けるから。

 

数学が苦手な人にとっては

意味のないことだと思われることも

あるかもしれませんが、

 

より良く生きるための練習だと思えば、

少しモチベーションも上がるのかな。

 

まあそんなに大きな意味で考えなくても、

解いていて楽しいと思ってもらえれば

それで嬉しいのですが。

 

このように書いてみたものの

 

数学の良さを伝えることは

なかなか難しい。

 

分かりやすく伝えられるように

日々精進します。